こんにちは!膝のお悩みならおまかせ!住吉区帝塚山の北畠整骨院院長 魚谷です。
前回、膝の半月板損傷について解説しました。今回は膝の靱帯損傷についてです。
膝の関節については複数の靱帯があります。膝は人体の中でもっとも複雑な関節のひとつです。内側、外側、前十字、後十字靱帯に分けられます。
膝にかかる外力の方向によって、損傷する靱帯は異なります。ジャンプしたり時の着地や、動作の切り返し、相手との接触により体重が膝にかかるなどにより靱帯が損傷します。膝に痛みがあり、腫脹や熱感を伴いますが、2~4週間すると症状が落ち着き、普通に歩けるようになります。
普通に歩けるようになるのですが、膝関節の不安定、違和感、歩行障害が起きます。水が溜まりやすくなったり、摩擦音がポキッ、ブチッと鳴り痛みで歩けなることもあります。
歩く時、前に出た脚の膝関節はロックされ、着地時に膝が不安定にぐにゃっと曲がらないように固定されます。後ろの脚はロックが外され前にでます。膝関節のロックは前十字靭帯などの緊張によって起こりますので、靱帯に損傷があると、どうしても歩行時に膝が不安定になります。
靱帯を安定させるためには、膝の筋力トレーニング。膝に負荷をかけないために正しい歩き方のトレーニングが必要となります。このあたりはいつも言っていることです。膝が不安定になるので、自分では気が付いていませんが、歩き方がおかしくなっています。
どうしても、不安定な歩き方になると、若いうちは膝には問題ないですが、加齢とともに変形性膝関節症に移行しやすくなります。元気があるうちに、筋力アップと徹底した歩行訓練しなければなりません。
では、今日はこのあたりで。姿勢を変えてカラダを楽にしよう!
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