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骨盤ってズレたら、本当にこわい話

  • 執筆者の写真: 北畠整骨院 院長 魚谷
    北畠整骨院 院長 魚谷
  • 2020年1月12日
  • 読了時間: 3分

更新日:2020年3月18日


こんにちは!膝のお悩みならおまかせ!住吉区帝塚山の北畠整骨院院長 魚谷です。 よく整骨院や整体院で、骨盤調整って看板やメニューで見かけますよね。産後の骨盤調整できますか?と私の院にも電話でかかってきたりします。女性誌や運動系の雑誌にもよく特集されています。そもそも骨盤調整とは、何かみていきましょう。 私が読んだ記事の内容では、『骨盤それらの骨は、関節や靭帯、筋肉によって支えられていますが、なんらかの理由(運動による衝撃、習慣的な悪い姿勢、出産など)によって、結合部がずれたり、ゆるんだり、あるいは骨の向きが傾いたりすることがあります。そうした状態の総称が、骨盤のゆがみです』とあります。ほかの別の記事でも、骨盤の前傾、後傾、左右の傾き歪みという区別が多いのではないでしょうか?

まず初めに言っておきたいのは、骨盤はズレません。歪みもしません。 歪むという表現を正しく捉えたら、それは変形しているということです。万が一、本当に関節がズレたら、激痛が襲うだろうし、とてもじゃないけど、歩けないことと思います。「骨盤調整」や「骨盤矯正」という医学用語もありません。ドクターは、骨盤がズレるという表現はしません。

では、一般的に「骨盤がズレた、歪んでいる」というのは、どういう状態なのでしょうか? まず骨自体には神経は通っていません(骨膜には神経あります)。骨を動かすのは筋肉です。骨盤を吊っているのは、筋肉です。腹斜筋、腸腰筋、大腿に関わる筋肉などです。筋肉というのは、性質的には、ゴムと同じです。つまり伸びたり縮んだりします。その筋肉の伸び縮みによってできた左右差、前後差が「歪み」と呼ばれた状態です。 つまり、みんなに当てはまる状態であるといえます。

施術も様々な方法がありますが、骨盤を締めたとしても、吊ってる筋肉にテンションがなければ、すぐに戻ってしまいます。一般的にいう骨盤調整をしようと思えば、筋肉トレーニングをし、体重を減らすのが一番です。

産後の骨盤調整もこれに当たります。ハリウッドセレブなどは、産後3週間後に筋肉トレーニングを始めます。アングロサクソンとモンゴロイドとの違いがあるので、あてはまるか一概には言えませんが、日本より早くからトレーニングを始めます。 日本では、産後3週間は動かない方が良いといわれていて、その後も無理をすると更年期障害がひどくなるなどといわれています。早くトレーニングを始める場合は、一度担当しているドクターに尋ねることをおススメします。 》腹筋のセルフトレーニング についてのブログはこちら もし本当に骨盤調整を望むのなら、体幹の筋肉調整をしている院でかつ、自身で筋肉トレーニングしっかり勧められるの院がベストだと思います。 骨盤はズレていないし、安心して下さいね。骨盤が万が一にもズレることが起きると、歩行はまず不可能なこわい話となります。 では、今日はこのあたりで!姿勢を変えて、カラダを楽にしよう!!

 
 
 

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