温める?冷やす?どっちがいいの?
- 北畠整骨院 院長 魚谷
- 2020年1月12日
- 読了時間: 3分
更新日:2020年3月18日

こんにちは!膝のお悩みならおまかせ!住吉区帝塚山の北畠整骨院院長 魚谷です。 痛みがある時、まず温めた方がいいのか?または冷やした方がいいのか?どちらが正解なのでしょうか? 基本的に急性の痛みならば、冷やした方がいいです。炎症が起こっているので冷やした方が間違いないです。 では、慢性の時は、どうでしょうか? それは、冷やして気持ちが良ければOKです。冷やして気持ち悪かったり、ヒリヒリするようでしたら、すぐ止めましょう。 温める場合も同じです。温めて気持ち良ければ、大丈夫です。温めて気持ち悪かったり、ズキズキするようでしたら、すぐに止めましょう。 必ずしも冷やす温めるどちらのほうが合っているというのはありません。自分のその時の体調に左右されますので、各自で判断してみてください。 ただ、個人的には、まず冷やす方が良いと思います。 冷やすことに対して拒否感がある方が多いと思います。 「冷やす」と「冷える」は、全く内容が違います。体が「冷える」はダメですが、患部を「冷やす」は良いです。慢性的でも患部に炎症が起こっている場合が多いからです。また冷やすことによって危機的状況により血が集まってくるので血流も良くなります。凍傷にだけしっかり気を付ければ、問題ないです。 湿布は、温、冷どちらがいいのか?というと、効果はまったく同じです。 冷シップはハッカ系のものが入っていいることが多いです。温シップは、トウガラシ系のものが多いです。 この成分によって皮膚に貼ることで、皮膚の感覚を錯覚させて、効能を得るということになります。温シップ冷シップは手軽ですが、本当に熱くなったり冷たくなったりするものではないので、しっかりと氷で冷やしたり、お風呂で温まったりするようにしましょう! 最後にスポーツや医療現場でよく見るRICE処置について紹介しておきます。 ケガが起きた後の手当てが「RICE」です。いつも食べてるお米(Rice)にちなんで、かならずしましょうという意味を込めて名付けられました。 1Rest(安静) 動かすことによるケガの拡大を抑えることが目的です。周囲の筋肉や関節の動きで、ケガをしたところに負担をかけないようにします。 2Ice(冷却) 二次性の低酸素障害による細胞壊死と血管を収縮させ出血や腫れを抑えることが目的です。 ビニール袋やアイスバッグに氷を入れて、患部を冷却します。 15~20分冷却したら(患部の感覚が無くなったら)はずし、また痛みが出てきたら冷やします。 これを繰り返します(1~3日)。 3Compression(圧迫) 患部の内出血や腫脹を防ぐことが目的です。テーピングや弾性包帯で軽く圧迫気味に固定します。 4Elevation(挙上) 腫脹を防ぐことと腫脹の軽減を図ることが目的です。 心臓より高くというのがポイントです。 では、今日はこのあたりで!姿勢を変えて、カラダを楽にしよう!!
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