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正しい姿勢は、すべての道に通ず!

  • 執筆者の写真: 北畠整骨院 院長 魚谷
    北畠整骨院 院長 魚谷
  • 2020年1月12日
  • 読了時間: 3分

更新日:2020年3月18日





こんにちは!膝のお悩みならおまかせ!住吉区帝塚山の北畠整骨院院長 魚谷です。 私は姿勢が、すべての運動の基本であり、もっとも重要だと認識しています。 どんな運動も立位姿勢から始まることが多いです。例えば、走るという動作は、立位姿勢の延長は、歩く動作であり、歩く動作の延長は、走るという動作である。立位姿勢が、最初からまっすぐで、進行方向にたいして直線を向いていなければ、途中で直線変更することなどは、ほぼ不可能となります。 姿勢をとるにあたって、人類が直立位で二足歩行を行うようになった時から、重力に抗する努力が必要となりました。人間がある姿勢となり、その姿勢を保持する働きを姿勢制御といいます。 姿勢とバランス制御は、脳が綿密に関連しています。倒れる恐怖を回避しなければならないからです。 姿勢制御には、空間における身体の位置、特に重心を制御する必要があります。 そのため、立位姿勢には、多分のエネルギーを消費し、不必要な筋力を用いてしまう事実が生まれます。 このエネルギー、不必要に使用している筋力を動作のエネルギーに転換したいのです。 姿勢の特徴として、直立姿勢を乱すように働く、重力の影響を最小にして、かつ保持するのに要する筋活動やエネルギー消費は最小であることが挙げられます。基本的立位姿勢の理想的アライメントは、ほぼ重心線に一致しています。抗重力のため、重心線を頭の先から足元まで吊り上げなければなりません。 正しい姿勢 前後方向のアライメント 側面からみて、つぎの5つの指標が前額面において、垂直線上にあるとき、前後方向のアライメントがよいという。 1乳様突起(耳垂のやや後方) 2肩峰(肩関節前方) 3大転子(ときにやや後方) 4膝関節中心のやや前方(膝関節後面、膝前後径の前1/3) 5外果の前方(足関節のやや前方、外果の5~6cm前方)


姿勢に保持に必要なエネルギー消費を最小にするために、重心線が理想的アライメントからはずれたら、直ちに元に戻るような代償姿勢戦略が働きます。つまり、働く必要のない筋力を働かせ、姿勢動作方向を修正する。これを瞬時に無意識に感覚的に脳が修正を行います。 正しい姿勢をとることを意識することによってしか、改善の余地はありません。

正しい姿勢をとる練習の仕方 壁や柱に背を向けて立ち、後頭部(後頭点)を軽くつけ(よく見かけるのは、顎が上がって頭頂部を付けているものである)、肩甲骨、おしり、かかとが壁につくかをチェックします。 肩と壁の間には、指先がわずかに入り、腰には手のひら1~1.5枚分ほどの隙間があると良いです。 横から見ると、重心線が一致する。この状態を1分間、動かずにキープし、この姿勢を頭脳に記憶させます。 一週間この立つ練習を続ければ、自然と姿勢は変化します。 では、今日はこのあたりで!姿勢を変えて、カラダを楽にしよう!!



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