こんにちは!膝のお悩みならおまかせ!帝塚山の北畠整骨院院長 魚谷です。
ケガ防止のために、体が柔らかい方が良いと、聞いたことはないでしょうか?相撲の力士は、ケガ防止のために股割りや、入念にストレッチをするといいます。
初めに結論から言うとある一面からでは正しいです。
ただ体が柔らかいからケガしにくいというのは、言えないと思います。まずケガしないためには、体が柔らかいことよりも、動きが柔らかい方が重要です。体が柔らかいのと動きが柔らかいのは、まったくの別物です。よく一緒くたに混同している人が見受けられます。
まず体が柔らかいとは、関節が柔らかく可動域が広いことです。可動域が広いとその分、関節・筋肉・靱帯等に負担がかかりにくいと言えます。
動きがが柔らかいというのは、体全体でバランスをとり、関節の可動域が十分に使える状態にあると言えます。
たとえ体が柔らかくとも、体が緊張しやすかったら、いくら可動域が広がろうとも、関節が筋緊張で固定され、衝撃を吸収できずにケガをしてしまいます。実際、相撲の力士の多くが体にテーピングを巻いて取り組みを行っています。これは、練習量の多さやぶつかる衝撃の大きさもあるでしょうが、ぶつかる緊張で関節が固定され支点となりケガを発症することになります。体が柔らかいから、ケガしにくいと言い切ることは、難しいと思われます。
ケガしないためには、体を柔らかくして可動域を広げるよりも、体を柔らかく使うことのほうが優先されます。そのためには、ふだんから体の力を抜き、リラックスした状態でいることが望まれます。 では、今日はこのあたりで!姿勢を変えて、カラダを楽にしよう!!
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